こと浮気している人間の観察について言えば、別れさせ屋はまさにプロです。離縁する依頼の理由の中で「浮気された」というのはやはりスタンダード。普通の人の中には「浮気されやすい」という人はいるかもしれませんが、日常的に浮気を解消させたり、あるいは工作によって浮気(という既成事実)を工作している業者には劣るでしょう。
こうした業者には、年月の中で培った「浮気している人間を見抜くノウハウ」というものが蓄積されています。ここでは、それらをいくつか紹介します。①本命の人が好き浮気をしておいて何を言っているんだ、と言われそうですが、事実の一側面として存在しています。
浮気相手とデートをしたり、ホテルに行ったしていたとしても、結局一番好きなのは本命である依頼者であったりするのです。この事実は、依頼を通じて復縁を目指したい人は覚えておく必要があります。あくまでも、一時の気の紛らわし、本命ではどうしても満たされない部分を満たすために浮気をしている場合が多いわけです。
もちろん、それで浮気が許されるということにはなりませんが、関係の修復の中では、依頼者自身が変わる必要がある場合もあるかもしれませんから、知っておく必要があるでしょう。②正直者意外に思う人もいるかもしれませんが、浮気性がある人は正直者だったりします。自分の欲求に正直に動いてしまう、とでも言いましょうか。
浮気をしている人は、本命のパートナーにはその事実を隠している場合が多いです。ですから、一見嘘つきのようにも思えるのですが、実は違うという傾向があるそうです。例えば、工作員が接触して既成事実を作ろうとしたりする場合、そういった一面が工作員の前で出てしまいます。
それが浮気の原因にもなり、また、その解消の原因にもなるので良きにしもあらずと言った感じですが、浮気をする人は自分の気持ちに素直なのです。浮気をされると、大抵の人はその相手に対して悪意を抱きます。もちろん、それが当然の反応です。とはいえ、背景にそういう側面があるということは知っておかないと、復縁するにもしづらくなってしまうかもしれません。
いくら浮気をされたと言っても、誤解してムードを険悪にしてしまっては、復縁できるものも復縁できなくなります。