不倫 離婚 きっかけ

不倫は離婚のきっかけに…!リスクを知って適切な対処を

不倫トラブルは、夫婦が離婚に至るきっかけの一つです。自らが不倫をしている場合、そのリスクをしっかりと認識しておく必要があります。離婚を希望している場合もそうではない場合も、知っておくべき情報をお伝えします。

■不倫の恋は甘くはない
ちょっとした刺激を求めて、遊びのつもりでスタートした不倫の恋。いつの間にかハマってしまい、「このままの状態を維持できたら…」と思うこともあるかもしれません。

しかしながら、不倫の恋の先は決して明るいものではありません。関係を続けていくのも終わらせるのも、トラブルのもとになるでしょう。不倫関係が配偶者にバレれば、離婚のきっかけになります。たとえすんなり別れられても、周囲は2人を「不倫からの略奪愛」と認識するでしょう。親や親戚、知人などからも、冷たい目を向けられる可能性があります。

■不倫が離婚のきっかけになるかどうかは配偶者次第
夫婦どちらかの不倫は、離婚が認められるきっかけになります。不倫をした側は有責配偶者となり、相手から離婚請求をされた場合、応じざるを得ないでしょう。一方、「不倫相手に本気になったから、こちらから離婚を申し立てたい」という場合には、注意が必要です。離婚に応じるかどうかは相手次第で、「絶対に別れない」と言われる可能性もあります。

不倫をすると、離婚に向けた話し合いにおいても、非常に不利な立場になります。

■慰謝料を請求される可能性が高い
不倫発覚時に、離婚とともに問題になりやすいのが慰謝料請求です。不倫をした配偶者はもちろん、不倫相手にも慰謝料を請求するケースは少なくありません。不倫の慰謝料の目安は、数十万円~300万円ほどが相場だと言われています。一つの恋の代償としては、決して少なくない負担です。

「不倫相手に迷惑をかけないよう、自分自身が肩代わりを…」と思うケースもあるでしょうが、請求者側がそれを見越している可能性も。慰謝料請求に強い弁護士がサポートにつけば、状況はかなり不利になります。

■不倫のリスクを知ったうえで適切な対処を
不倫が離婚のきっかけになるとわかってはいても、具体的なリスクを思い描くのは難しいものです。不倫相手に夢中になっているときは、なおさらでしょう。決して甘くはない現実に目を向けて、今後どう行動するのか検討してみてください。