信じていた夫がほかの女性と不倫していた場合、離婚を考える人も少なくありません。しかし、子どもがまだ小さかったり専業主婦をしている場合、今後の生活に支障が生じるため、すぐに離婚に踏み切れないこともあります。離婚後に後悔しないためにも、夫の不倫が発覚したときほど冷静になる必要があります。
■不倫されたからといって感情的にならない
夫を信じて生活していた場合、不倫していたことがどうしても許せない人も多いのではないでしょうか。
怒ったり泣いたりを繰り返し、感情のまま夫を罵ってしまうこともあるでしょう。
また、どうしても怒りが抑えきれず、不倫相手の自宅にまで乗り込んでしまう人もいるようです。
同じ会社で働いていた場合、会社に乗り込んで上司に告げ口をして二人の社会的地位やキャリアを失わせることもあるようです。
感情的になって行動してしまうと、夫も感情的になり話し合いもできなくなってしまい、後々不利な立場になってしまうこともあります。
冷静になることができない場合は、少しの間別居をするなどして冷静になれる時間をとるようにしましょう。
■今後のことを考える
もしも離婚した場合、専業主婦であっても共働きであっても、今後の生活がひっ迫するのは目に見えています。
よほど夫が高収入でない限り、いくら慰謝料や養育費をもらうとしてもそれで生活していくことはできません。
また、離婚後は引っ越さなくてはならないことも多く、そのための費用を夫に請求できるのかなども確認しなくてはなりません。
専業主婦であれば仕事を探す必要がありますし、働いていても今の給料で生活していけるかどうか確認が必要です。
■離婚するべきか決めかねるときは弁護士へ
今後どうすべきか迷っているときは、弁護士に相談してみてはいかがでしょう。
怒りにまかせてすべてを決めてしまうと必ず後悔するため、気持ちを落ち着けて慎重に行動する必要があります。