離婚が珍しくない時代ですが、やはり人生の大きな決断のひとつになるのは確かです。どんなときに離婚を決意するのでしょうか?
決意をしたあとには準備も必要です。スムーズに離婚するために、事前にするべき準備について考えてみましょう。
離婚を決意した瞬間はいつ?
連れ添ったパートナーとの離婚を決意するのは、多くの場合で「性格の不一致」「異性関係(浮気・不倫など)」「親族関係の悪化」などが見られます。
ほかにも「パートナーからの暴力」「経済的暴力」など、人権や生活がおびやかされる理由も少なくありません。
とてもではありませんが「そんなことで離婚するの?」とは言えませんね。離婚の決意にはそれぞれ大きな理由があるようです。
一度結婚した相手と一生添い遂げるのが理想かもしれませんが、それはあくまでお互いを尊重し、仲良く生活できる関係が第一です。できないと分かれば離婚を決意するのは当然かもしれません。
離婚を決意したらするべきこととは
離婚を決意したのなら、離婚届を出す前に多少の準備が必要です。
1:(子供がいるのなら)親権や養育費について
2人の間に子供がいるのなら、父母のどちらについていくのか、親権や養育費はどうなるのかなどをしっかり決めましょう。
2:財産分与や慰謝料など金銭問題
結婚してから作った財産は離婚時に2人で分割します。また、肉体的暴力や精神的暴力、不倫などが離婚を決意する原因になった場合には慰謝料を請求できる(される)こともあります。
3:離婚に同意されなければ調停や裁判の準備
相手が離婚をしたくないと突っぱねれば、離婚調停や離婚裁判に進む方法があります。第三者と法がダイレクトに介入しますので、ほかの手続きよりも複雑で時間がかかる可能性があります。
離婚を決意したあとに悩むことがあれば相談を
多少の準備とはいえ手間がかかり、法的な知識が必要になることも。どうしても難しい、時間がないというときには、弁護士や司法書士のような専門家を頼ったり、電話相談を使って悩みを聞いてもらいましょう。