人生を共に歩んでいくと決意して結婚したはずなのに、いつの間にか一緒に過ごす毎日が苦痛でたまらなくなっている夫婦も少なくありません。
ちょっとしたケンカで離婚を考える人も多いですが、本気で離婚を決意する瞬間とはどんなときなのでしょうか。
■性格の不一致
結婚前は頼もしく思えた夫が結婚生活を始めてみると、何かが違うと感じることが増えてきます。
夫側も同様で結婚前は可愛らしく思えた妻が、結婚すると豹変したと感じることもあるようです。
ほんの少しの違和感が少しずつ積み重なり、最終的には相手の悪いところばかり目に付くようになり不満がたまります。
相手の何気ないひと言や普段の行動・態度などがきっかけで不満が爆発し、離婚を決意させることがあります。
■DVやモラハラ
結婚前はあれほど優しかったのに結婚した途端、家庭内で暴力をふるいだす夫もいます。
仕事がうまくいかず家庭内で暴力をふるうことで発散したり、ストレス発散のためにお酒を飲み、その勢いで暴力をふるう男性もいます。
また、最近では男性側の暴力だけでなく、女性側からの暴力が原因で離婚を決意する男性もいるようです。
手を出されたわけではなくとも、精神的な嫌がらせを受けて離婚を決意する人も少なくありません。
家庭内で毎日のように嫌味をいわれる、もしくは無視されるなどの精神的な虐待を受けると多大なストレスを感じ、これ以上一緒に生活できないと決意するのです。
■離婚を決意する前に
さまざまな理由から離婚を決意する人も多いですが、DVやモラハラなどが原因でない限りは、感情のまま離婚するのは避けましょう。
特に子どもがいる場合や専業主婦の場合、離婚後の生活をどのように成り立たせるかを考えなくてはなりません。
実家が受け入れてくれるとしても、今後の生活費のことや夫婦間の財産分与のこともあるので、まずは冷静になって離婚の話し合いをすることが必要です。