最近ではバラエティー番組などへのメディアの露出も増えてきて、少しずつ世間に認知されてきた別れさせ屋という仕事ですが、認知された、ということは「稼げるならばやってみよう」という業者も増えてくる、ということです。長年その業界に携わり、酸いも甘いも知り尽くしたベテランの工作員がいる老舗の業者と、ブームに乗るような形で最近出てきた新参者ではやはり、経験値もスキルもプロとしての意識も違うものです。では、顧客となる方々はいったいどのような場面でそこを見極め、選び方を考えたらいいのでしょうか。別れさせ屋も復縁屋も探偵業法という法律にのっとって運営されている別れさせ屋は探偵業法という法律に基づいて業務を運営しています。これは2007年に公布された法律であり、探偵という仕事を行う人達が、しっかりと個人の権利や情報を守って業務を行うように作られた法律です。
これを守って運営している以上は、きちんと届け出をした名前で会社を興し、所在地や責任者などは開示されているはずです。しかし事業者によっては正式な会社名を名乗ってなかったり、開示するべき情報を開示してないような業者も存在します。このようないわゆるモグリの業者に自分の人生にとって大事な選択を任せてしまうのは非常にリスキーであるということができます。やたらと高い成功率、やたらと低い報酬どんな問題でも必ず解決します!という広告や、不自然なまでに安い報酬は逆に疑ってかかったほうが賢明だということができます。オーソドックスな契約だと、着手金や成功報酬をあわせると大体100万円から200万円の出費は覚悟しなければならないものです。最近ではパック料金の設定になっているものなど、様々な支払い方法が存在しますが、それを差し引いても不自然なまでに安い広告には注意をするようにしましょう。どうやってその料金の設定になっているのか、最初の面談のときにしっかりと確認しておくことが大切です。契約書はしっかりとかわしましょうお金のからむ話でありますし、どこからどこまで成功である、とあらかじめ明確にしておかないと判断が難しい事例もありますので、事前にしっかりと書面で契約を交わしておくことが大切です。逆に契約書の話をしようとしない業者は疑ってかかりましょう。