最も多いのは不倫相手と別れさせてほしい!?

別れさせ屋に最も多い相談が、不倫相手と別れさせてほしいというものです。これは男性・女性問わず多い相談内容です。世の中にはそれほど不倫している人が多いという証しでもあります。不倫相手と別れさせてほしいという相談が来たとき、どのような対応をするのでしょうか。

■当事者への事情聴取

まずは当事者への事情聴取です。ここでいう当事者とは、依頼人、浮気をしている夫、あるいは妻、そして浮気相手です。依頼人は、相談してくる側なので、本音は聞きやすいです。別れさせたあと、あらためて夫婦関係をどうしていこうと考えているのかなど、今後のことを聞きます。そして夫、あるいは妻、そして浮気相手には、工作員が接触します。ある程度信頼を得られるような関係を構築したうえで、現在の不倫をどのように捉えているのか聞き出します。夫や妻には、なぜ不倫をすることになったのか、不倫相手と今後どうしていきたいのか、家族と不倫のどちらが大切なのかを聞き出します。ここで家族に対しての不平不満を聞き出すことができれば、不倫をやめさせて、家庭に顧みてもらうきっかけ作りがしやすくなります。
そして不倫相手には、このままだらだらと関係を続けていってもよいのか、なぜ不倫をしているのかなどです。
こうして三者三様の言い分や気持ちを聞き出すことが、まず初めの一歩です。それぞれの本音を聞くことができれば、その後の工作もしやすくなります。

■不倫相手と別れさせるためには

不倫相手と別れさせるためには、不倫している夫や妻、あるいは不倫相手のどちらかに対して工作を仕掛けます。不倫している人に対しえては、心理的な誘導を仕掛けることが多いです。親しくなった工作員が本当にこのまま続けて幸せになれるのか、いかに家族が大切かなどを訴え、自らの意思で不倫をやめるように誘導します。不倫相手には、工作員が親密な関係になり、自然と浮気相手との気持ちを冷めさせて、別の恋愛に向かうようにすることもあります。

別れさせ屋には色々な人が悩みをもって相談しにきます。その中でも圧倒的に多いのが不倫関係です。頭ではダメだとわかっていても不倫をしてしまう人が多く、だからこそ別れさせ屋の存在も必要になるのかもしれません。