どんな業種にも優良企業と呼ばれるところもあれば、消費者をだましお金だけ取る、いわゆる悪徳業者がいます。別れさせ屋にも、当然そういった悪徳業者が存在します。ましてや元々費用の相場が高い傾向があるものなので、その被害額は相当なものになります。そんな悪徳業者にだまされないよう、別れさせ屋の選び方について解説していきたいと思います。
<雰囲気や見た目から判断>別れさせ屋は、その業務内容からなかなか情報をオープンにできない部分があります。だからどうしても不透明な部分というものが見え隠れしてしまうのはある意味仕方ありません。でも、そこは普通の会社を見るのと同じような目で観察することも大切です。まずは、その所在地や連絡先などがはっきりしているかどうかです。特に所在地はしっかりと確認しましょう。中には、一時的にビルの一室を借り、お金を巻き上げるだけ巻き上げて雲隠れしてしまうところもあるようです。そこでどれぐらい活動しているのか、などもチェックしなければなりません。次に、会社の雰囲気です。人間の直感というものは非常に大事です。もし会社に入った瞬間にうさんくさい雰囲気を感じたのであれば、そこは避けた方が賢明です。また担当者も、誠実そうな人物なのか、信用に値できる人なのか、しっかりと観察しましょう。
<料金や工作内容に具体性があるか>別れさせ屋の中には、「全て任せてください」などと言い、最後まで何も教えてくれない所があります。そういう所は、実は費用を請求するだけしておいて、何も活動していないことがあります。そういったことを避けるために、何に費用を遣ったのか、そしてどういう活動をしているのかはっきりさせないといけません。領収書を付けることを義務付けたり、活動報告書を提出させるなど、依頼人が厳しく監視するようにしましょう。もしそういったことを渋るような業者とは、契約しないとはっきりと伝えることが大事です。残念ながら、悪徳業者はどこの世界にも存在します。大事なのは、そういったところにだまされないことです。必ずどこかボロを出すものなので、まずは疑ってかかるぐらいの目で見る方がよいでしょう。